塗装業者に外壁塗装の見積もりを出してもらうと、「付帯部」との記載があることがあります。
この付帯部とは何を指すかご存じでしょうか。
付帯部とは
付帯部とは、家の外壁や屋根以外の部分のことで、具体的には雨戸、雨樋、幕板、戸袋などのことを指します。
外壁塗装を依頼すると、これらの付帯部も一緒に塗装することが多いですが、なぜ一緒に塗装しないといけないのでしょうか。
外壁と一緒に付帯部も塗装した方が良い理由
外壁と分けて塗装してはいけないというわけではありませんが、付帯部も外壁や屋根と同時に塗装してもらうことをおすすめします。
なぜなら、別の機会に塗装してもらうとなると、その都度足場を組み立てる必要があるからです(足場のいらない低い部分の塗装は除く)。
外壁を塗装する場合、必ず足場を組み立てますが、同様に付帯部の塗装でも場所によっては足場が必要です。
足場代だけで数十万円かかることも珍しくありませんから、何度も塗装してもらうたびにそれだけの出費が伴うと考えるとどうでしょうか。
また、足場代だけでなく業者に依頼するする以上、人件費もその都度発生します。
外壁と付帯部を一緒に塗装してもらえば、効率良く作業することで不要な人件費など発生しないように調整してもらうことも可能ですが、付帯部だけ塗装するとなると、
そのためにわざわざ職人に来てもらわなければならないわけです。
そのため、人件費に関しても外壁と一緒に塗装するよりも高くなってしまいます。
また、外壁と別々に塗装すると、コスト以外にもデメリットがあります。
外壁を先に塗装して付帯部はそのままにすると、きれいな外壁に反して付帯部の汚れや傷みが目立ってしまうのです。
せっかく外観をきれいに塗り直したのに、汚い付帯部が目立ってしまっては美観的に意味がありません。
それなら、すべて同時に塗装してもらって、まるごときれいにしてもらう方がよいのではないでしょうか。
それに、外壁の塗装と一緒に付帯部も塗装してもらう方が面倒がありません。
業者に塗装を依頼する場合、DIYのようにいかないのはおわかりでしょう。
業者に連絡し、それから下見、打ち合わせ、スケジュール調整など作業に入るまでにさまざまな工程を経ます。
それなりに時間も手間も取られますから、付帯部だけ残してしまうと、わざわざ付帯部の塗装だけのために業者に依頼しようとは思わなくなってしまうのではないでしょうか。
こういうことを考慮すると、外壁や屋根を塗装する機会があれば、付帯部も一緒に塗装した方がよいのです。
なお、松江市での外壁や付帯部の塗装のことなら、錦にお気軽にご相談ください。