機能性塗料とは？外壁塗装用塗料によく付与されるおもな機能

特別な効果や機能を持つ塗料のことを、機能性塗料と呼びます。

塗料メーカーごとにさまざまな種類があるため、とてもすべてを数え上げることはできませんが、機能性塗料の代表的な機能を押さえておくだけでも塗り替えの際に役立つでしょう。

遮熱性と断熱性の機能性塗料

遮熱性と断熱性は、どちらも同じような意味で捉えられることがありますが、これら2つはまったく別の性質を指す言葉です。

遮熱性とは熱を反射する性質であり、遮熱性の機能を持つ塗料の場合、それを塗った外壁などの表面温度が高くなりすぎることを防ぎます。

そのため、夏場など室内を涼しく保つのに有効です。

一方、断熱性とは熱伝導を抑える性能のことです。

断熱性を備えた機能性塗料を使うと、夏に室内の温度を涼しく保てるだけでなく、冬場に室内の暖まった空気が外に逃げるのを防ぐこともできます。

季節によらず保温効果を重視するなら、断熱性を備えた機能性塗料がおすすめです。

低汚染性とは、文字通り、汚れに強い性質のことです。

低汚染性を備えた塗料は、水と馴染む親水性の高さが特徴です。

そのため、汚れがついても、塗膜と汚れの間に雨水等を侵入させて洗い流すことができます。

車の多い通りに面した住宅におすすめです。

透湿性とは、湿気を通す性質のことです。

透湿性を備えた塗料で塗装すると、外部から水分の侵入を防ぎながら、室内に溜まった湿気を家の外に逃がすことができます。

そのため、結露が起こりにくくなり、建物の腐食や塗膜の劣化を抑制するのに効果的です。

文字通り、水分の侵入に強い性質です。

防水性の高い塗料を外壁に用いれば、雨水の浸食による建物の劣化を防ぐことができます。

こちらも文字通りで、この性能を備えた塗料を用いれば、火災時の延焼を最小限に留めることができます。

耐候性とは、雨風や紫外線などに対して高い耐久性がある性質のことです。

この性能を備えた塗料で塗装すると、塗膜の劣化によるチョーキング現象などの発生を抑制できる効果が期待できます。

このように一口に機能性塗料と言っても、その種類はさまざまです。

塗料メーカーは常に新製品の開発に力を入れているため、ここに挙げた以外の機能を持つ塗料も今後登場するのではないでしょうか。

いずれにせよ、もし外壁塗装をお考えで機能性塗料にご関心があれば、松江市の錦までご相談ください。

ご自宅の外壁に最適な塗料を提案いたします。