雨漏りを防ぎ、外観を損なわないよう、住宅の外壁塗装の定期的なメンテナンスは10~15年周期で必要になるものです。
費用も何十万円もかかることがほとんどですので、できれば安く済ませたいのが正直なところですが、驚くほど低価格の見積もりを出す外壁塗装業者がいたとしても、今度は費用を取るだけ取って責任を持って施工してくれないのでは?と疑念が生じます。
もし外壁塗装でも何かしらの助成金や補助金を受け取ることができたら、多少高額でも、実績も安心感もある優良な外壁塗装業者に依頼できるでしょう。
住宅の外装工事に適用が可能な助成金とは?
住宅の外装工事に対して、基本的には国からの助成金というものはなく、代わりにお住いの自治体が助成金制度を運用しています。
例えば、東京都の各区を参照すると、省エネのためのリフォームやヒートアイランド現象の低減といった地球環境の改善に貢献するような工事に対して、助成金や補助金の申請が可能であることが分かります。
このように、自治体が掲げる目標や条件に合致したリフォームに対して、上限○万円、あるいは施工金額に上限を設けたうえでその内の10~20%など助成する制度です。
住宅の外装工事に対して助成金を受け取れる条件とは?
先ほどの地球環境に配慮するための工事であるという条件は、各自治体が推奨する政策に沿った条件の一つの顕著な例です。
具体的には、遮熱塗料を使用して住宅や建物の屋根や外壁の塗装を行うなどが条件になります。
他にも、子育て世代や若い夫婦の住宅リフォーム支援制度、よそから移住してきた家族向けのリフォーム支援、住んでいる地域の施工業者に依頼するという地域経済振興の目的に合致しているなどが挙げられます。
助成金の申請者が満たすべきタイプの条件も存在します。
例えば、その自治体の中で所有する持ち家である、過去に助成を受けていない、税金を滞納していない、費用の総額が助成金とバランスが取れているなどの条件です。
また、重要なポイントとして、自治体に助成金を申請して承認される前に施工を始めてしまうと、実際に適用されるのかどうか分からないまま始めてしまうことになるため、きちんと承認が下りてから外壁塗装工事を開始しましょう。
松江市の塗装業者・株式会社錦では、外壁塗装のプロフェッショナルとしてこうした自治体の助成金や補助金についても適切なアドバイスを行い、お客様の費用負担が少しでも軽くなるような提案を心がけています。