耐用年数や耐汚染性など無機塗料で外壁塗装をするメリット

外壁塗装は費用がかかるうえ、大掛かりな工事になるため頻繁に行うのはたいへんです。

なるべく外壁塗装にかかるコストと手間を抑えたいのであれば、無機塗料を検討してみてはいかがでしょうか。

無機塗料とは

無機塗料とは、文字通り無機物を応用した塗料のことです。

無機物とは、生命の元となる有機物とは反対に、生命を作り出さない鉱物などを指します。

そのため、それを応用した無機塗料では、長年日光にさらされても有機塗料のように性質が変質することがありません。

樹脂塗料では年月を経るうちに劣化してボロボロになってしまいますが、無機塗料は紫外線の影響を受けないため、高い耐久性能を実現しています。

なお、完全な無機物では固くて塗料に使えないため、実際の無機塗料には有機物も混ぜられています。

高い耐久性能を備えた無機塗料で塗装すると、通常は10年とされている外壁塗装の耐用年数が20年以上に延びます。

一般的な塗料に比べると施行費用は高くなりますが、施行の頻度が少なくなるため、長い目で見ると費用的にもお得になるはずです。

今後数十年住み続ける住宅ならば、無機塗料を選んで損はありません。

無機塗料は、耐久性だけでなく低汚染性にも優れています。

一般的な低汚染性の塗料よりもさらに汚れに強いため、「超低汚染性」と形容される塗料もあるほどです。

なぜ無機塗料の低汚染性が優れているかというと、静電気が起こりにくいことが理由の一つとして挙げられます。

有機樹脂を使った塗料の場合、静電気が発生しやすいため空気中の塵やゴミが付着するのを完全に防ぐことはできません。

また、水を含んだゴミが外壁に付着すると、その湿気から苔やカビなどが発生することもあります。

無機物中心で作られている無機塗料は、有機塗料と比べて静電気の発生がずっと少ないため、これを用いて塗装した外壁が汚れにくくなるのです。

このように、耐用年数が長く汚れにも強い無機塗料なのですが、一つネックとなるのが塗装に高い技術を要することです。

技術の低い職人が施工すると、たとえ無機塗料でも数年で剥がれ落ちることもあります。

有機か無機かにかかわらず、外壁塗装を行うには、高圧洗浄から下地処理に始まり、下塗り、中塗り、さらに上塗り、そのうえで十分な乾燥と施工上のポイントをしっかり押さえて作業しなければなりません。

無機塗料での外壁塗装を希望するのであれば、そのメリットを存分に生かすためにも技術と経験の豊富な業者を選びましょう。

松江市での無機塗料を用いた外壁塗装のことなら錦が承ります。